長圓寺の山門と本堂
長圓寺は、浄土真宗で、阿弥陀如来を本尊としています。慶長4(1599)年、浄祐(じょうゆう)という僧によって開基。浄祐は、俗名を藤井七郎兵衛といい、禅宗の西方寺の檀家でした。西方寺の荒廃を嘆いた浄祐は、再興を志して広島寺町の興福寺の衆徒となり真宗に帰依し、総本山に願い出て寺号を「長圓寺」としました。寛永元(1624)年、仏光寺本山に転派しますが、宝暦2(1752)年に再び本願寺に帰参しました。 第7世義圓のときに本堂を再建、第10世綜貫のときに庫裡ならびに経蔵と鐘楼が改築されました。 |
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